木材の乾燥エネルギー

 二酸化炭素、土壌の栄養分、太陽の光、そして水を吸収して育った樹木には、多くの水分が含まれている。このため、伐採したての丸太には多くの水分が含まれている。

 製材や集成材などの木質材料を製造するにあたっては、この原材料の水分を除去し、加工する材料を乾燥する。木材製品の乾燥に要するエネルギー量は、製品の全製造エネルギー量の約1/5から約1/2を占めており、乾燥工程に多くのエネルギーが使われている。

 しかしながら近年では工場廃材などを木炊きボイラーで燃焼した熱が乾燥に利用されており、木材が重要なエネルギー源となっている。

 このように木材には化石燃料の代替エネルギーとしての機能もあり、重要なバイオマスエネルギーの一つである。

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